岐阜市で脱臼の治療院を
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脱臼とは、関節がはずれて、骨の位置が関節からずれてしまった状態。肩・あご・ひじ・指・股脱臼などが一般的に多い症状です。 いずれの場合も、関節から骨が外れた状態で固定されてしまう、いわゆる脱臼特有の弾発固定(弾発抵抗)と呼ばれる症状です。 脱臼は一度な ると、くせになりやすいのも特徴のひとつ。 これは、脱臼時に関節を構成する軟骨やじん帯を損傷してしまい、関節の適合性を高める関節と、 骨と骨をつなぎ関節を支える軟骨が完全に修復しないまま、ちょっとしたきっかけで再発してしまうからです。 もし脱臼してしまったら、しっかりと固定したうえで、十分安静(2~3週間)を保つようにしましょう。 治療をしないで放置していたり、骨折をともなうときは手術が必要になることもあります。
どうして脱臼してしまうの?
1
転倒やスポーツなどでひねり、関節に負荷がかかる
最も脱臼がしやすい部位は、肩の関節です。
肩に激しい衝突や大きな力が加わることで、肩が外側や上下に押し引きされたりひねりが加わることによって脱臼してしまいます。
主には、肩が引っ張られて外側に回ってしまうことによって起こりますが、一般的な原因はスポーツ外傷や自動車事故、転倒などがあります。
ラケットを使って大きく肩を動かしたときや転倒して手をついたときなどによく起きます。
2
損傷が重度で繰り返してしまう
脱臼の損傷が重度であったり肩の脱臼を何度か起こしている方は、肩の状態が不安定となって再度脱臼やケガをしやすくなることがあります。
また、初めて脱臼をした年齢が若いことで、反復性脱臼に移行しやすいです。
10歳代に脱臼したものは80~90%再発しますが、40代以降では再発がほとんどありません。
一度脱臼してしまったら、今後再発しないようにできる限りの処置を行うようにしましょう。
3
骨髄炎や関節炎などの疾患による脱臼
幼少の頃に起きる骨髄炎や関節炎などの炎症により、毛細血管などから出る液が関節に溜ることで、関節包が広がってしまい脱臼が起きる場合があります。
また、生まれつき骨盤側のくぼみの形が悪いと股関節の脱臼が起こりやすくなったりもします。
外傷性の脱臼の場合、ガクッという音とともに関節が変形します。 また、関節周囲のじん帯なども損傷するため、激しい痛みと腫れが生じます。 さらには、本来の関節の動きが制限されます。関節に骨折をともなうこともありますが、 脱臼だけでも関節の変形が起きるため、外見上はわからない場合もあります。 まずは安静にして、症状が落ち着き次第、接骨院・整骨院に行きましょう。 また、脱臼には大きく分けて、完全脱臼・亜脱臼・陳旧性脱臼の3種類があります。
●完全脱臼
・関節包外脱臼
骨が関節を覆っている関節包じん帯を突き破り、関節包の外へ出ている状態。 周辺のじん帯を損傷している為、関節や軟骨の固定に長期間要します。
・関節包内脱臼
骨が関節包の中にとどまった状態。関節包への損傷がない為、治癒は比較的早いのが特徴ですが、 習慣性肩関節脱臼などがこの症状にあたります。
●亜脱臼
関節から骨の関節面が外れかかった状態。関節を形成する骨同士の関節面の一部が接触している状態を、亜脱臼と言います。 亜脱臼を発症する原因には、骨同士の関節面の大きさや形状などの適合性にあると見られ、多くは遺伝により引き起こると言われています。 肩関節、膝間接、あご関節などに見られる症状です。
●陳旧性脱臼
陳旧性脱臼とは、脱臼した関節をきちんと整復せず放置した結果、新たな関節を構成してしまう状態。 肩鎖関節脱臼や足指の脱臼、脊椎の脱臼などが、陳旧性脱臼に発展しがちです。 陳旧性脱臼の治癒は難しく、関節運動障害が残る可能性もあります。
【脱臼の症状】
一般外傷症状である「疼痛」「腫脹」「機能障害」の他に、脱臼には次のような固有症状がみられることがあります。
・弾発性固定
患部を押してみると、関節はある程度動くのですが、力を緩めるとまた元の位置に戻ってしまう状態を指します。
・関節の変形
関節面がずれることで、見た目にも変形がみられることがあります。
脱臼をする際に関節面を損傷したり、靭帯や関節包が緩んだ状態で残ってしまうことが考えられます。
特に肩関節は一度脱臼をすると関節が緩くなり、再負傷しやすくなると言われています。
脱臼してしまったら・・・
もしも脱臼してしまったら、最初は慌ててしまうかと思いますが、まず緊急処置として局所の安静を保つことが大切です。
出血がある場合は止血を行い、脱臼の処置は最後にします。
骨折が想定されるときは、痛い部位を開き、動かさないようにします。
協力してくれる人が周りにいれば、骨折している箇所を支えてもらい、身近なもの(板や雑誌)をそえて三角巾などで固定して患部を冷やします。
脱臼は骨折や捻挫と判別がつかないものもあり、骨折の場合は内出血でショック状態に陥るときもあるため、RICE処置が必要となります。
応急処置
・Rest(安静)
損傷が悪化しないように、患部を安静にします。
包帯やバンテージで関節を固定したり、三角巾で腕を吊るしたりすることもあります。
・Icing(冷却)
患部を袋に入った氷水で冷却します。
毛細血管を収縮させることで、内出血の抑制に効果が期待できます。(冷やしすぎにはご注意ください)
・Compression(圧迫)
出血が広がらないように、患部を包帯やバンテージで圧迫します。
・Elevation(挙上)
末端部に内出血がたまらないよう、患部を心臓より高い位置に挙上します。
RICE処置を行いましたら、早急に接骨院・整骨院、専門の医療機関で適切な処置を受けましょう。
関節を元の位置に戻す「整復」と「固定」をしてもらうことで、治癒力の促進に効果が期待できます。
脱臼の治療方法について。
HINOTORI接骨院・整体院では、脱臼の「応急処置」「固定」「骨折後の後療」など
【地域の整形外科】
【当院】
【患者さん】
と連携を重ねアプローチを行なっていきます。
脱臼は、脱臼だと思っていても「骨折」しているケースも多くあります。まずは応急処置を行った後、病院でレントゲンなどで検査をしてもらいましょう。
そして、医師の同意書を作成してもらいHINOTORI接骨院・整体院へお越しください。
当院では、外れてしまった関節の位置が元に戻った後はサポーターやテーピングなどで動かないように固定して、損傷の回復を待ちます。
関節が元の位置に戻ったからといっても、脱臼によって患部周辺の靭帯が緩んでいたり、組織に損傷があるので動かしてはいけません。
関節や患部周辺の損傷が回復してきたところで、様子を見ながらリハビリを開始します。
脱臼は一度発症すると、再び同じ部位で再発する可能性が高い外傷になります。
当院では、リハビリによって患部まわりの筋肉の強化を図り、脱臼の再発を防いでいきます。
ご自宅でも行えるリハビリトレーニングなどもお伝えしていますので、脱臼の再発を防いでいきましょう。